3章 地球浄化の大事業

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レジュメ作成者:スピリチュアリズム普及会 若山明子氏

黒字はスピリチュアリズム普及会、若山明子氏作成のレジュメ

青字は読書会中に若山氏が語られた内容

緑は当サイト著者の補足

ピンクは本などの抜粋(普及会出版のものはリンク先で全文読めます。)

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B-4 スピリチュアリズム運動の進展状況について

・スピリチュアリズムの進展度 = 霊的真理の普及度

スピリチュアリズムがどれ程進展したかは、霊的真理の普及とイコールである。


・反対があっても必ず霊的真理は地上に広がっていく(P.44/5〜6)

※スピリチュアリズム運動の勝利宣言 P.66/9〜12

拒絶する人たちは時期が来るまで待ち、とりあえず置いておく。それでも真理は間違いなく地上に広がっていく。新しい世界の種子は既に地上に根付いている。将来の成功はもう約束されている。権力を持っている人はまだ世界にはいるが、いずれそういう体制は崩壊していく。どのように地位や名誉など自分の利益を守ろうとしても自分だけが良い思いをしようと言うものは長続きせず必ず崩壊する。真理が普及するにしたがって必ずすべての人が公平になっていく。


・真理の普及が早くなるか遅くなるか、は地上人が自由意思をどのように使うか次第、地上人自身の責任(P.56/3〜4)

真理の普及が早くなるか遅くなるか、は地上人が自由意思をどのように使うかにかかっている。真理の普及はどんどん進むが、その進度は地上人の自由意思次第。

真理が普及するためには霊界通信としておろされたものを地上の人間が伝えていかなければならない。自分のことしか考えず伝えなければ真理は普及しないが、1人でも多くの人に知らせたいという思いで伝えるならば霊的真理は広まっていく。

霊的真理を手にした人は自分の自由意思によって伝えるか伝えないかを決めることが出来る。最終的な決定権は人間にある。

神は人間をロボットとして作られたのではなく、自分の意志で幸せになる道を選べるように自由意思を与えてくれているので、真理の普及の進度は人間次第。


・霊的真理の普及に伴い、人種・民族・国家・宗教間の差別・対立が終わり、平和が訪れる(P.47/9〜11)

人種差別や戦争などの悲劇の蔓延している暗黒の世界は霊的真理が普及するに従って少しずつ無くなっていく。現状はまだまだだが、霊的同胞世界が徐々に出来上がっていく。


・霊的真理に目覚める人(スピリチュアリスト)の数が増えるにつれて、霊的光が行き渡るようになる。一人ひとりゆっくりと広がっていく。(P.47/9〜11)

本物のスピリチュアリストの数の増加がスピリチュアリズムの進展・霊的真理普及の目安

スピリチュアリズムの進展度は、真理の普及度に加えて、スピリチュアリストの数がどれだけ増えたかで計ることが出来る。

スピリチュアリズムは物質至上主義に打ち込む一本の釘であり、スピリチュアリストも一本の釘である。スピリチュアリストと言うと気恥ずかしく思う人もいらっしゃるかもしれないが、名称はどうでも良く、要は霊的真理をしっかりと実践していこうとしている人のこと。

霊的真理は一気に広がるものではなく、徐々に広がるもの。ニューエイジなどで行われているワークショップなどで一気に高められ、気持ちが高揚し、実際に自分がすごく大きな変化をしたように感じるが、一時の高揚感はすぐに醒めてしまう。

その高まりをどう維持するか、それは真理をしっかりと自分の中に落とし、実践すること。霊的真理を受け入れられるだけの内容が整っていない人は、一時の高揚で終わってしまう。

厳しい現実ではあるが、霊的成長の度合いは一人ひとり違い、霊的真理を受け入れられる時期もそれぞれに違うので、大勢の人に一気に伝えるものではない。

これから時期が訪れるひとはたくさんいる。そういう人に出会いたいと真剣に願うことで霊界の人たちは働きかけてくれる。



<伝道について>

理解度には差がある。焦らないで自分が真理に対する理解を深めて、真理を伝える時期が来たと自分で思える時に伝える。中途半端な理解で人に伝えるととんでもないことになりかねない。しかし、全部を理解することはできないので、わからないことはわからないと素直に言って、本当に大切なこと(霊的真理のアウトライン)をしっかりと理解して伝えていくと良い。


・現代のマスメディアを用いた真理の普及は間違い

霊的真理の普及は、騒がしい宣伝によって行われるのではなく、魂と心に訴え、霊との一体関係を緊密にすることによって成就(P.61/3〜P.62/1、P.62/4〜5)

スピリチュアリズムは長い間イエスが中心になって働きかけている。

霊界からの働きかけ自体はずっと昔からあったが、19世紀半ばに物理現象を一気に盛んにさせ、霊界があって人間が霊的存在であることを地上人類にわからせるための計画的な働きかけを始めた。

今後何千年後かには、スピリチュアリズムは地上に根付いて人類の生活の規範となっているはず。それが早まるか遅くなるかは地上人類の次第。


<参考>

シルバーバーチは、『シルバーバーチの霊訓 地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会) p.102〜103<リンク>の中で、

スピリチュアリズムが計画的に起こされる前からずっと、地上の霊的能力を持った人物に働きかけてきたが、そのインスピレーションは名誉欲金銭欲などの煩悩に呑み込まれて長続きしなかったこと、今回は総力を挙げての大計画で、二度と霊界との扉が閉じられることはない、ということを述べています。

B-2真理を受け取った人間(スピリチュアリスト)の責任について

・スピリチュアリストとは――スピリチュアリズムの救済計画の恩恵に真っ先にあずかって霊的真理と出会い、そのスピリチュアリズムの霊的真理を真実として受け入れ、真理を人生の指針・拠り所として歩もうとしている人のこと。

真理を受け取って、まずはそれを真実であると思うことが第一歩。その上でそれを人生の拠り所とし、日常生活を真理に添わせて努力していこうとする人。

具体的に実践しようとしているか、日常生活の中で真理を活かそうとしていなければ意味がない。

(※霊界人はみな霊的真理を受け入れ摂理に忠実に生活している。その意味で霊界人は全員がスピリチュアリストであるといえる。)

肉体が無いので霊界人は霊的自己コントロールの必要はない。

地上にあって人の役に立ちたいと願っていた人たちは霊界へ行ったら地上時代よりもより深く人の役に立ちたいと願い、スピリチュアリストとして働いているはずである。霊界へ行けば皆スピリチュアリストとなる。

地上において強欲で利己主義者だった人間はそのまま霊界へ行くので、即高尚になれるわけではなく、地上付近をうろついてとてもスピリチュアリストとは名乗れないというケースもある。


・スピリチュアリストには真っ先に霊的真理とであったことで、他人にはない責任が発生

・スピリチュアリストの責任とは――「真理を実践して自らを救うこと」「他人を救うこと」

まず自らを救ってから他人を救う。自分を救えないで他人を救うことはできない。

「霊的真理を受け入れ、それにそった生活をして霊的成長をすること」が霊的救いであるので、霊的成長をして行かなければ救われないということ。

他人を救うことを実践するためには自らが霊的に成長していかなければ出来ない。

自分が霊的成長をしている(救われる)からこそ他人を救うことが出来る。

自分はどうでもいいので人を救いさえすればいい、というのはあり得ない。

自分を霊的に成長させるには苦しいことを体験しなければならない。それが地上生活である。


@真理の実践――自ら真理(摂理)に沿った生き方、真理の実践を心がける。その結果として自分で自分を救う。

摂理に添った生き方をして実践の努力をするということ。それによってまず自分が霊的成長をして救われる。


(補足 1)

霊視ができるようになった、念力が使えるようになったなどということは単なるサイキックな能力で、霊的成長ではない。

霊的成長した暁には霊的能力は出てくるが、それは単なる心霊能力とは違う。自分を真理に従って自己コントロールすることで霊的成長することで、霊体にも反映し、霊界からの霊的エネルギーがどんどん入ってきて、ステップダウンし、霊から霊の心、霊体へ流れ込み霊体の持っているエネルギーが発現されるようになる。そうして出てきた霊的能力は自分でコントロールすることが出来る。

全ての人がそのようにして霊的成長をしていけば、地上にあっても霊界と同じ霊的エネルギーを使えるようになり、全員が霊能者となる。

霊的能力を発現するということは、霊の部分が高まって出てくるということ。

しかし、今の時代では霊的能力の無い人の方が圧倒的に多いので、そういう能力を持っている人は特別だと思ってしまいがち。また自分自身も自分が特別だと思ってしまうことが多く、そのようになる位なら霊能力など無い方が霊的成長ができる。

霊的成長をするには自分の実践によってしか成されない。どれだけ素晴らしい霊訓を読んで感動し心が引き上げられようとも、実際に自分自身が利他的に生き、摂理に従って生きなければ絶対に霊的成長はできない。


(補足2)

霊的真理を知らない人でも霊的成長をする。

人間は永遠に霊的成長する存在であり、自由意思による停滞はあっても霊的後退は絶対にない。

例えカルマを積み重ねていても、必ず霊的成長をするように、そして霊的成長をする中で喜びを感じるように作られている。

小さな子どもでも肉体や精神だけでなく、霊的にも成長している。

ただ、真理を知っているか知らないかで、成長の度合いが違うということ。



<霊的真理を知っている人と知らない人の霊的成長度>

5年から10年前の自分と比較すると誰もが必ず成長している。霊的成長によって考え方や行動が違ってくる。その成長を効果的にするために霊的真理に従って成長する方が良い。


A霊界の助けを安易に期待しない(P.57/7〜10、P.57/後ろから3〜P.58/4)

・霊界人は真理を示すが、それを“実践”して自らを救うのはどこまでも地上人自身

・霊は真理を示すが直接的な手出しはしない

霊にも出来ることは限られている。摂理を教えることで道を示すことまでが霊界人の出来ること。実践するのは地上人でそれに対しての手出しはできない。


B真理に従うための勇気を持つ(P.47/2〜5)

・既成宗教のドグマや教条を捨て去って、精神を解放する

既成宗教を信じていた人がスピリチュアリズムに出会って霊的真理に従おうとした時、これまでの宗教と相反する教えをすべて捨て去ることが出来るかが大切になってくる。どうにか折り合いを付けようとする人もいるが、勇気をもって捨て去りなさいといっている。

これまで真剣に学んできたことを捨て去ることはもの凄い勇気と決断力と忍耐が必要だが、それを成し遂げて真理を実践していこうと決めたなら、これほど強いことはない。


・霊的価値のないものに忠誠を尽くさず、真実(真理)のみのために働く

霊的価値の無いものに忠誠を尽くすように強要されてきているので、なかなか抜けることが出来ない。

既成宗教のどれもが真理にそった内容が8〜9割は含まれている。しかし、残りの1〜2割に人間に都合がよく、利己的な部分がある。もともとはインスピレーションを与えられて人を救いたいという目的から発生しているので真理が含まれているが、やはり少しでも利己的な面があってそれをうまくカムフラージュしている。どんなに素晴らしいことを言っていても、高額な壺やお守りを売る、うちの宗教に入れば救われる・病気が治るなどと言っていればそれはあり得ないことなので間違っている。


C真理を伝える(P.35/後ろから4〜後ろから1)

伝道はスピリチュアリストの義務であり、時期の来た人に伝えることが摂理であるといっている。自分一人だけのものとしてはいけない。純粋な利他愛の実践こそが真理を伝えるということ。


D“霊界の道具”として、自分自身をスピリチュアリズムに捧げ、霊界と協力関係を作る(P.35/9〜12)

・スピリチュアリズムの大目的と大霊団の存在の意味を正しく理解し、“地上の足場”“大霊団の地上の兵士”としての役割を果たす

主役は霊界の人達であり、霊界の人たちが働きかけやすい道具として在ること(地上の足場となること)が求められている。

真理の普及は大変だが、霊界の人たちと地上人が一致団結して働けば、両者の間には神聖な絆が結ばれ、確実に霊的真理の普及が行われる。

真理の普及を阻む勢力と霊界の勢力は悪と善の戦いではない。真理の普及は反対勢力の者たちも救うことになる。全ての者を救うように摂理は完璧にできている。素晴らしい摂理。


E真理実践の見本を示す(P.57/後ろから5〜後ろから4)

他人を救うためには、真理にそって実践していこうとしている人は、これ程立派に生きられることを自身の生き方で示すということ。

親の背中を見て子どもが育つのと同じで、手本として示すことで他の人もそうなろうと思ってもらえるようにする。



※3章について

テーマ自体は良いが、「シルバーバーチは語る」でもちぐはぐな編集のものが多い。

本章は重要な内容があちこちに散りばめられているので、スピリチュアリズムのアウトラインをつかんでもらうために構成をまとめ直して学んだ。

 

参考リンク

「シルバーバーチは語る」(スピリチュアリズム普及会)3章 地球浄化の大事業

<スピリチュアリズム普及会 スピリチュアリズムブックス 3章へ>

<関西シルバーバーチ読書会 2014年3月の学習のポイントへ>

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