スピリチュアリズムの全体像
レジュメ作成者:スピリチュアリズム普及会 若山明子氏
※黒字はスピリチュアリズム普及会、若山明子氏作成のレジュメ
青字は読書会中に若山氏が語られた内容
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最近では、「スピリチュアル」という言葉をは良く聞くようになりました。そして「スピリチュアリズム」というと一般的には「フォックス家事件から始まった“心霊研究”“心霊思想”である」と言われています。しかし、それはスピリチュアリズムの全体像のほんの一部に過ぎず、スピリチュアリズム計画の本質を表しているとは言えません。
スピリチュアリズム運動とは“霊界主導の地球人類救済計画”です。スピリチュアリズム運動の主役はあくまでもイエスを中心とした霊界の“高級霊”たちです。そしてその中心となる存在はあの「イエス」です。キリスト教の教祖であるあのイエスがスピリチュアリズム運動のリーダーなのです。
スピリチュアリズムの全体像を何度でも確認し、霊的真理を届けることによって高級霊たちは何を伝えたいのか、私たちは何を実践すべきなのかということを理解していくことが大切です。
スピリチュアリズム運動とは……霊界主導の地球人類救済計画(定義)
・スピリチュアリズム運動の主役……霊界の人々(高級霊団・中心はイエス)
・スピリチュアリズム運動の目的……地球人類の救済
・スピリチュアリズム運動が起きた理由 ……地球人類が悲劇の中で苦しみ、不幸でいるから
●何故スピリチュアリズムが計画されたか
⇒ 地上人が不幸・悲劇の中にいるから
・今この時も悲劇の真只中にいる ⇒ 地上人は救われるべき状態にある
・これまでも何度も地上人自身の手で苦しむ人々を救いたいという思いで、国家単位から個人単位に至るまで様々な救済活動やボランティアによって改善しようと努力してきたが、うまくいかなかった。
⇒ 人間だけの力ではどうにもならないと考えた高級霊たちは、地球人類を救うために立ち上がった
・スピリチュアリズム運動の計画……霊的真理による救済計画
●霊的真理による救済計画
スピリチュアリズム ⇒ 霊的真理(正しい理解と正しい実践)によって救う
キリスト教 ⇒ イエスの贖罪によって救われるとしている(←間違い)
スピリチュアリズムの人類救済計画の全体(救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像)
●霊的無知
「人間が霊的存在である」「霊界がある」「人間は死後霊界へ行く」など基本的な霊的真理を何一つ知らないということ
●唯物主義
霊的真理を知らない中では、唯物主義(神などいない、肉体と目に見えるものしか存在しないという考え)に陥ってしまい、「死ねばすべてお終いなら、できるだけ楽しく生きよう」という方向へ関心が向くようになる
●物質中心主義・利己主義
世界の不幸から目をそむけ、自分の快楽を追求する
お金さえあれば何でもできると考え、より多くのお金を求める
⇒ もっとお金が欲しい ⇒ 弱肉強食(利己主義)
●霊的無知による地上地獄
霊的無知がすべての不幸・悲劇の原因 ⇒ 霊的無知から霊的知へ
●霊的知
地上の悲劇を無くし、地上天国を築くために、何が必要か・何をすべきかを知る(霊的知識・真理)
↓
霊的覚醒(魂の新生)
↓知っただけではダメ!
実践することで霊中心主義・利他主義へ
↓
霊的宝(=霊的成長=救い)を得る
⇒ “霊的成長”という宝物を神は人間に与えたいと願っている。それを手にすることが人間の救いとなる
一人一人が救われることによって、それが拡大し、全体の救いが成立する。
↓
霊的同胞世界
一朝一夕には無理。長い時間をかけて救いが為されていく。
●霊的無知によって引き起こされている地上の様々な悲劇
@戦争
多数の人が悲劇のどん底に陥れられる。人類が誕生して以来戦争が無くなったことは一度もない。誰もが戦争など嫌だと思っているのになくならない
A貧困・飢餓
文明が発達して物質的に豊かになっても、一日に3万人もの人々が飢餓によって死亡している。世界規模でみると地球人口の1/3が飢餓に苦しんでいるのが現状である
B誤った宗教による霊的牢獄化
間違った宗教教義によって、本来の霊的世界のことを受けいれられなくなり、霊的成長が阻害される
C精神の堕落・退廃
いじめなど人を人と思わない、人を愛せない、自分の命の価値すらわからず、自ら命を絶つ人が増えている
D動物虐待・環境破壊
肉食・動物実験・ペットの殺処分など
E霊界下層の地獄化
地上で快楽に身を任せて生きた人間は、霊界へ行っても肉体的快楽を求め地上に惹きつけられ、自縛霊になってしまう
●なぜこれらの悲劇がなくならないのか
悲劇を引き起こしている根本原因がわからなかったために、同じ過ちを繰り返してきた
⇒ “霊的無知”というひとつの大元の原因によってすべての悲劇がひきおこされているとシルバーバーチは言う
スピリチュアリズムの地上展開(図@【T】)プロセス
地上を救うためには、何が大切で何をすべきかということを“霊的観点”から示し、霊界側の綿密な計画によってスピリチュアリズムが展開されてきているが、霊界通信を地上に届けるまでが霊界側の仕事(図@【T】)で、それから先は地上人が受け持つ責任である。つまり、霊的真理を活用し、実生活で実践することによって一人一人が霊的成長し、そういう人が少しずつ増え、拡大して地上天国を招来していくのは地上人自らが為すべきこと(図@【U】)である
スピリチュアリズムの内容(図@【U】)のプロセス
真理と出会って受け入れた人は、それを正しく理解し、正しく実践する必要がある。そして手にした霊的真理の上に実践を積み上げ、真理について理解の及ばないところは神と摂理への絶対信頼に委ねて、摂理に忠実な生き方をすることがスピリチュアリストとしての正しい霊的人生である。
霊的真理に出会い、受けいれる
↓
正しい理解
↓
正しい実践 真理の上に実践を積み重ねる
↓
神と摂理への絶対的信頼
神と摂理に対しての絶対的信頼によって信仰を補う。正しい方向へ結果を出してくれるだろうと全て委ねる
摂理は絶対平等・公平
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